トレイル用の超軽量ボトルまで登場した 「ハイドロフラスク」の注目アイテム6選|マガジン|アルコ株式会社

トレイル用の超軽量ボトルまで登場した 「ハイドロフラスク」の注目アイテム6選

アメリカ・オレゴン州で2009年に誕生した「ハイドロフラスク」は、現在本国のスポーツ・アウトドア市場でNo.1のシェアを誇るまでに成長した断熱ボトルブランド。優れた保温・保冷効果をもたらす二重壁真空断熱技術はもとより、滑りにくく手触りのいいパウダーコーティングされた外観、BPAを含まないエコな素材、味移りを防ぐ特殊なステンレス鋼、老若男女、趣味趣向を問わず手に取りやすいポップなデザインなどがウケて、ここ日本でもすっかり知られた存在になっている。

ここではそんな「ハイドロフラスク」の数あるラインナップから、定番から最新モデルまで、今イチオシのアイテムを厳選して紹介したい。

普段使いからトレイルランニングまで、シーンや人を選ばない。

11色もの豊富なカラーバリエーションを誇る、「ハイドロフラスクといえば」なド定番モデルがHydrationカテゴリーの「Standard Mouth」と「Wide Mouth」。サイズもそれぞれ5種類まで用意されており、用途にフィットする容量を選択しやすい。スタンダードとワイドで飲み口サイズの違いこそあれ、どちらも製氷機で作った氷ならラクラク入る仕様。ボトル全体の形状に若干の違いがある程度だ。

このバリエーションの多さこそ、シーンや人を選ばない、断熱ボトルの新しいスタンダードとして「ハイドロフラスク」が支持される所以であり、最大の魅力と言えるだろう。

2020年春からラインナップに加わった「Trail Series」は今もっともイチオシの逸品。定番モデルである「Hydration」とボトル形状はほぼ同じだが、重量で比較して、なんと25%も軽量化されている。名前の通り、登山やトレイルランニングのシーンにおいては絶対的正義である“軽さ”を最大のウリにした“ギア”なのだ。荷物を少しでも軽くすることで得られる快適性に加え、とくに夏場なら、冷たくてフレッシュな水分補給をスタートからゴールまで約束してくれるだろう。また、これまでのハイドロフラスクにはなかったソリッドなルックスで、アウトドアギアには目がない男性からの注目度も高い。

写真右下:「Trail Series」のキャップはストラップ部分はパンチング加工がされている。留め具もより軽量なアルミ製を採用し、細部まで軽量化が施されている。

自宅でもオフィスでも、仕事の合間のひとときをちょっとだけ豊かに。

ステンレスボトルと聞くと、アウトドアシーンでの使用をイメージしがち。しかしハイドロフラスクには、自宅やオフィスなど、屋内での使用も想定したデザインとスペックを持つプロダクトもラインナップされている。

まずご紹介したいのが、「Coffee Mug」。その名の通り、形はオーソドックスなマグカップ。でも本体は他のハイドロフラスク製品と同様の二重壁真空断熱構造になっている。つまり、熱いコーヒーも冷めにくく、淹れたての美味さが持続する。コロナ禍でテレワークが増えたという人も少なくないと思うが、そんな人にこそ、ぜひ選んで欲しいアイテムだ。

続いて「Flex Sip」。飲み口の広いワイドマウスのボトルに、ドリンクが勢いよく流れ出ないようにデザインされたキャップを付けた逸品。キャップ上部を回すことで飲み口を簡単に開閉できるのが便利で、こちらは仕事場へ持参するマイボトルとして活用してほしい。

かゆいところに手が届く便利なアイテムも充実。

「ハイドロフラスク」のラインナップはボトルやタンブラーだけにとどまらない。最後に「こういうのがあったら便利!」と思わず食指が動きそうな便利アイテムを紹介しておきたい。

キャンプやBBQなど、外遊びのシーンでとくに活躍してくれそうなのが「Cooler Cup」。ボトルクーラーとビアカップの2通りの使い方ができる便利グッズだ。350ml缶や小瓶サイズのビールがすっぽり収まるサイズ感で、付属のTPEスリーブで固定すれば乾杯の時間までしっかりと保冷。スリーブを外して本体に中身を注げばそのままビアカップとして使える。真夏の太陽の下で思い切り遊んだ後はキンキンに冷えたビールで乾杯。そんな幸福なひとときを楽しみたいなら、手に入れて損はない。

ボトルをハンズフリーで持ち運びたいときに便利なのが「Packable Bottle Sling」だ。12oz〜24ozボトルに対応するスモールサイズと、32ozボトルに対応するラージサイズがラインナップ。長さ調節可能なショルダーストラップ付きで、サコッシュ感覚で身に着けられる。小銭や鍵、ICカードなどの収納に便利なストレッチメッシュのサイドポケット付きで、ハイキングやちょっとしたお出かけの際に便利だ。


写真左は32ozサイズのボトルを収納した状態。12〜16ozサイズのボトルだとシリング内にキャップ部分まで収まる。写真右はパッカブル仕様の状態。手のひらサイズに収まるので携帯してもかさばらない。

Photo: Akane Watanabe Edit&Text: Soichi Toyama