INTERVIEW AKEMI RODRY|マガジン|アルコ株式会社

「あれ? 意外といいかも!」。
カラーが選べない“ドキドキ”が“ワクワク”に変わる「コトパクシ」の魅力

アルコインターナショナルが取り扱う気鋭のバッグブランド「コトパクシ」。そのブランドイメージは何と言っても“カラフル”のひと言。本格アウトドアに対応するスペックを備えながら、幾通りもの色の組み合わせから成るポップなルックスは、他と一線を隠す存在感を放っている。ここでは「コトパクシ」の愛用者である、モデルのAKEMI RODRYさんにご登場いただき、その魅力を語ってもらった。

未知のカラーリングが新しい気づきを与えてくれる

はじめにちょっとおさらい。そもそもなぜ、「コトパクシ」はカラフルなのか。その最大の理由は、他メーカーの大量生産で余剰になった生地やパーツの残材、「(Re)Purpose™️(リパーパス)」素材を使う、独自の製造工程にある。

シーズンごとに仕入れられる残材は、数量はもちろん、色のパターンにも限りがあるため、このリパーパス素材を使った「Del Día(デルディア)」コレクションには、型は一緒でも、同一カラーのものは一切存在しない。

生地、ジッパー、ステッチの色、プリントロゴ……。バッグを構成するすべての要素が、ランダムな色の組み合わせで構成されているのだ。

ゆえに購入するときは、好きな色、合わせやすい色、人気の色で選ぶなどといった概念はなく、「何色になるかは来てからのお楽しみ」となる。

このユニークなシステム、捉え方はもちろん人それぞれだが、アケミさんの場合はどうだろう?

「少し前までは、ついつい白や黒に手が伸びてしまったり、洋服のコーディネートは色と色を合わせなかったり冒険しないことがほとんどでした。コトパクシを初めて見たとき、カラフルな色の組み合わせがとても新鮮で、何だかとてもかわいかったんです。身につけているだけで、その日1日を楽しい気分で過ごせるそうだなと思いました」。

型が同じバッグでも、色の組み合わせ次第で印象はガラリと変わる。たまたま好きな色と出合えれば、より愛着が深まるだろうし、これまで気に留めてこなかったカラーリングのものでも「あれ? この色意外といいかも」と、新しい気づきを与えてくれるかもしれない。

「自分で選ばない=似合わない、という思い込みって、誰にでもあると思うんです。でも、使ってみたら意外とかわいい、みたいな。コトパクシは私にとって、知らなかった扉を開いてくれた存在です。それに私、優柔不断なので、『型だけ自分で決めて、あとはお任せ』みたいなシステムもいいなって(笑)あと、人へのプレゼントなんかも、色を決められなかったりするのでそんな場面でも活用してみたいです」。

自分では選ぼうとしない色との出合い。それを楽しむこと自体が「コトパクシ」の大きな魅力になっている。

「地球や人への想いが詰まったブランドだから、どの色が来ても大事にしようという気持ちにさせてくれますよね」。

必要な機能を吟味したら、あとはお任せ〜

お話を聞きながら、「コトパクシ」のオンラインショップをアケミさんに体験してもらった。

「うわ〜、すごいカラフルですね。色のパターンってこんなにあるんだ」。

バッグを選ぶとき、どんなところに注目するのだろう。

「生地が薄くて軽いことですね。バッグ自体に重量を取られるのが、もったいないと感じてしまうんです」。

モデルの仕事では、1日に複数の現場を移動したり、合間にオーディションを受けたり、長時間、外出することが多い。軽さが必須条件なのも納得だ。

「普段からどうしても荷物が多くなってしまうので、持ち歩くバックも大きめが多いかな。必ず持ち歩くのはボトルです。1リットルくらい入る大きめのものに水を入れて行きます。あとコーヒーも好きなので、小さめのボトルをもう一本持つ日もあります」。

加えてメイク道具やバッテリー類、タブレットなんかも必携品だとか。結構な重量になるのは想像に難くない。

「細かいものを小分けして収納(?)するのが好きなので、それが取り出しやすいように。だから、ポケットが多いこともポイント。バッグを開ける一手間があるとついつい水を飲まないで過ごしちゃうのでボトルを入れるポケットもあるとなお良し。あとは外にいる時間が長いので、ラフに使えること」。

「Del Día(デルディア)」コレクションに採用されている生地は、アウトドアではお馴染み、丈夫で軽量なリップストップナイロン。内外に複数のポケットを搭載したモデルも豊富に揃っている。そういう意味で、「コトパクシ」はアケミさんのライフスタイルにばっちりフィットしている。

また、バックパックにとどまらず、ショルダーバックやボストンバッグ、ウエストポーチ、トラベルポーチ、PCスリーブなど、型のバリエーションも幅広い。ロドリーさんが次に狙うのはどんなバッグ?

「休みの日は愛犬との散歩が日課なので、両手が空くショルダーバッグが便利そうです。犬用のリードカバーとかもあると嬉しいな」。

想いの詰まったバッグだから、大事にしようという気持ちにさせてくれる

Photo: Akane Watanabe Edit&Text: Soichi Toyama