INTERVIEW Mino-Jiyu Gakuen GOLDEN BEARS|マガジン|アルコ株式会社

輝く笑顔と攻めのチアで連覇へ一直線!


チアリーディングの甲子園と言われるJAPAN CUPで2001年度から9連続という快挙を含め、日本一に輝くこと23回。目下、4連覇中と圧倒的な強さを誇る絶対王者、箕面自由学園高等学校GOLDEN BEARS。

その練習風景を覗かせてもらうべく、体育館の扉を開けると部員全員がチアの舞で出迎えてくれました。

息もつかせぬタンブリング、圧巻のスタンツ、眩しい笑顔。全身全霊のパフォーマンスは「来てくれてありがとう」「ようこそ!」そんな言葉がリアルに聞こえてくるかのようでした。

「競技会場を夢の世界に」

技術の高さはもちろんですが最大の武器は観客を魅了するキラキラした表情。笑顔ひとつにもGOLDEN BEARSならではこだわりがあります。

昨年から、オリエンタルランドの振付師に指導を受け観客一人ひとりと目を合わせて、心からの笑顔を届ける大切さを学び、実践してきたという。

「ディズニーランドって本当に人を幸せな気持ちにしてくれますよね。そんな演技を目指したんです」と井上綾香コーチ。

そして迎えた2023年のJAPAN CUP。コロナ禍がひと段落ついたその舞台は、4年ぶりに演技中の発声や観客からの歓声が解禁となりました。

「ベアーズが演技する2分30秒間だけは、観客の皆さんを“競技会場”から“夢の世界”へ連れていこう!」と心を一つにして舞台に上がった精鋭16人は大会史上最高得点で、4連覇を成し遂げました。

「観てくださる方が喜んでいる姿を見たら練習のときとは違う不思議な力が湧いてきて自然に笑顔になれました。私たちもお客様から “何か”を貰っているんですよね」と振り返る新キャプテンの高山智子さん。

一方、GOLDEN BEARSのパフォーマンスに励まされる人も数知れず。『本当に元気が出た』『落ち込んでいたけど救われた』そんな声がよく届くそうです。ときには涙しながら『ありがとう』と言う人も。

誰かを応援して励まし、また逆に励まされる。それがチアの魅力なのかもしれません。

目標は昨年の自分たちを超えること

創部は1991年。チアではまったくの無名。監督は競技経験なし。部員も未経験者ばかりの集まり。それにも関わらずメキメキと力をつけ、6年目にインターハイで初優勝。以降、快進撃を続けます。

「初めて決勝戦に駒を進めることができた1996年は誰も私たちのことなど知りませんでした。箕面(みのお)という漢字を読めず「どこの学校?」といった具合です。胸に熊のデザインが入っていた当時のユニフォームに対して『何これ?』というつぶやきも聞こえてきましたね(笑)」創部時より部を率いてきた、名将・野田一江総監督はカラリと語ります。

が、その決勝の舞台で日本初の技を何度も成功させたのです。一瞬にして変わる周囲の目の色。そして優勝校発表のコールで全国に“箕面”の読み方とGOLDEN BEARSの存在を知らしめました。

野田監督は素人ながら「生徒たちを勝たせてあげたい」という一心で本場・米国のチアリーディングのビデオを取り寄せて研究し、生徒たちも未経験の技に果敢に挑戦した成果だったのです。

「素人だからこそ『こんな技は無理だ』と先入観を持たず挑戦できたのかもしれませんね」(野田監督)

今もGOLDEN BEARSの根底にあるのは“挑戦の精神”。5連覇への期待がかかる今の状況でも

「連覇を“守る”という発想に逃げてほしくありません。常に過去の自分を超えようと挑戦し続けてほしい」(井上コーチ)

「プレッシャーに思い悩む時間がもったいない!そんな暇があれば練習し、出来ていないことを改善したい」(高山キャプテン)

みんな、前だけを見つめています。

私たちは“ベアーズのおねえさん”

もう一つ、GOLDEN BEARSには先輩から後輩へと代々引き継がれる“約束ごと”があります。

―子どもたちに夢を与える立場。その自覚を持ち行動すること。―

今やGOLDEN BEARSはチアを目指す子ども達にとって憧れの存在。ジャージ姿でランニングすれば、箕面の子どもたちから「あ、ベアーズのおねえさんだ!」「高校生になったらベアーズに入るの」と声がかかります。

「『ベアーズの看板を背負っていることをいつも忘れないように』と先輩たちから言われてきました。感謝の気持ちを忘れず謙虚で、礼儀正しくあること。特に挨拶は目を見て、笑顔で元気よく!」と高山キャプテン。

「だって、初対面で思ってもらいたいじゃないですか『ベアーズのおねえさんたち、やっぱり素敵』って」。

オンリーワンで
ワン・オールなアイテムたち

チアとは団体競技なのでしょうか?“トップ”を担う選手は、全力で支えに徹する“ベース”担当を信じてビルの3階ほどの高さを飛び、ベースはその信頼に応え、何があっても受け止める。

確かにチームとしての結束が命、なのですが、一人ひとりがオンリーワンの存在として輝くのがチアの醍醐味。

結束と個性を両立するアイテムとして、部員全員がお揃いで愛用しているのがCotopaxi®(コトパクシ)のバックパックやHydro Flask®(ハイドロフラスク)のボトルです。

初の海外遠征でも大活躍

2024年2月25日。米国・アトランタ。プロバスケットボールNBAのハーフタイムショーで披露したGOLDEN BEARSのパフォーマンスに観客は全員総立ち。会場は箕面自由学園の愛称「MJG!MJG!」という声に包まれました。

出演のきっかけはGOLDEN BEARSのOGであり、現在アトランタホークスでダンサーとして活躍している大西真菜美さんの紹介でした。シーズンオフのため、偶然にも取材当日に練習場へ訪れていた大西さん。「私の時代に比べたら、圧倒的にチームの結束が強まっていますね。

みんなには、勝つことだけでなく、楽しむことを大切にしてほしいですね」と微笑みます。

NBA出演は日本の高校単独チームとしては初というだけでなく現部員たちにとっても初めての海外遠征。そこで活躍したのがCotopaxi®の『Allpa 35L Travel Pack – Del Día』です。ラウンドジッパーでスーツケースのように開放できるため現地で代替えが利かないユニフォームやポンポンを忘れることなく、機内へ持ち込めるサイズでロストバゲージの心配ご無用というのが選んだ理由。内部には大小のジッパー付きメッシュポケットがあるため、洗面用品やメイク道具などの整理に最適。「とにかくポケットが多いのがいい!」「どこに何が入っているかわかりやすく、忘れ物がなくなった」と選手たち。

さらにスマートフォンやパスポートなどの貴重品は『Bataan Fanny Pack – Del Día』に。この2セットで、長距離移動からちょっとした外出までカバーできているそうです。

何よりうれしいと選手たちが声を揃えるのが、いずれもオンリーワンである点。本来、廃棄されてしまう運命にあったハイクオリティなナイロン素材を活用しフィリピンにある工房の職人に配色の裁量をまかせて手掛けるためひとつとして同じものはないのです。

「私この色がいい!」「ジャンケンしよ!」と2時間ほどキャアキャア言いながら選んだバッグはチームの結束と世界でたった一人である自分の個性を表現できる“唯一無二のお揃いアイテム”なのです。

しかも“GOLDEN BEARS”のカスタムプリント入り。希望と期待を詰め込んで、プライドを背負って降り立ったアメリカの地。空港でも、会場であるステートフォーム・アリーナでもGOLDEN BEARSの11文字はとても目立っていました。

150秒にかける青春。その傍らには……

チアの競技時間は2分20秒から30秒がルール。ほとんどのチームが制限時間を目一杯使うため持ち時間は2分30秒、つまり150秒。150秒に青春の3年間をすべてかける、それがチアの世界なのです。

木曜日をオフ日として、平日は15:30から20:30。土・日・祝日は9:00~20:30まで、地味なトレーニングに汗を流すのがGOLDEN BEARSの日常。

過酷そのもの、日本一の練習の傍らにあるのがHydro Flask®(ハイドロフラスク)のボトル。大容量で、飲み口のサイズ感がちょうど良くゴクゴク飲める『24 oz Standard Mouth』が選手たちのマストアイテムです。

自分のボトルである印はリボンやフェルトのワッペン、シールなど。お揃いだからこそのデコレーションで各々の個性を表現していました。

高校生チアで、バッグやボトルまでチームで統一したのはGOLDEN BEARSが初。

まもなく幕を開ける2024年JAPAN CUP。絶対王者のプライドと結束感、選手個人の魅力を表現するアイテムが会場にズラリ並ぶ様子はきっと壮観に違いありません。

Photo:Kengo Shimizu Text:Hiroshi Morohashi(LEMON SOUR, Inc.) Edit:Toshiki Ebe(ebeWork)