2024.9.27
INTERVIEW Vol.36(後編)
パリ五輪女子フリースタイル76kg級金メダリスト、
鏡優翔さんのインタビュー。
後編はこの夏の大舞台への旅にも携行したという、
アルコインターナショナルの製品をいくつかご紹介します。
金メダル獲得を強くサポートしてくれたアイテムもあったのだとか!
(前編はこちら)
パリに持っていったアイテムは?と聞くと、
すかさず「Hyperice(ハイパーアイス)です!」と答えてくれた鏡さん。
スポーツ後のダメージをケアしてくれる、ハンディタイプのパーカッションデバイスです。
「今回初めて使ってみたんですが、めっちゃよかったです。
思ったときすぐに、自分でできるのがいいんですよ。
主に脚に使っています。
大会期間中はずっと脚に張りがあって……
やっぱり緊張していて、筋肉が固まりやすかったんですね。
私の持ち味はタックル。
マットを蹴る力がいちばん重要なので、脚のケアはおろそかにできません」
さらに脚ではなく“足”に役立ったアイテムもあったそう。
Feetures(フィーチャーズ)のソックスです。
「今回私は第2シードだったので、シングレット(ユニフォーム)がずっと青だったんです。
その色と、このソックスのデザインがすごくマッチして。
だから一回戦から決勝まで、ずっとこの一足を履いていました。
ソックスってすごく大事なんですよ。
シューズの中でズレると指の感覚や力が鈍るし、肌が擦れてしまうことも。
その点、Feeturesのフィット感は完璧でしたね」
荷物の収納に役立ってくれたのはCotopaxi(コトパクシ)です。
鏡さんは普段からリュックを愛用。
でも今回のパリには、荷物の量を考えるともうひとつバッグが欲しかったのだとか。
「パリに出発する前、大急ぎで下北沢(Cotopaxi TOKYO)に選びに行きました(笑)。
前後に荷室が分かれているトラベルパックです」
試合には直接関係なくとも、
Cotopaxiは鏡さんの“いつもどおり”をサポートしてくれたのかもしれません。
「リカバリーサンダルのOOFOS(ウーフォス)もそんなアイテムだったようです。
「選手村で、ささっと部屋の外に出たいときに使えるなあと思って、持っていきました。
滞在したのはパリでしたけど、今住んでいる東京の板橋と同じ感覚になれました(笑)」
YUKA KAGAMI
2001年、山形県生まれ。
小学1年生で栃木県へ転居。
栃木のレスリングクラブ「サンダーキッズ」時代に、全国少年少女選手権で5度の優勝。
中学3年生でJOCエリートアカデミーへ。
高校では2017~19年にインターハイ3連覇を達成する。
2019年の全日本選手権は68kg級で東京オリンピック代表を目指したが、初戦で敗退。
東洋大学に進み、76kg級に戻して2020年全日本選手権で優勝。
2023年9月に2度目の世界選手権へ。数々の強豪選手を破り、初の世界一に輝いた。
2024年、パリ五輪女子フリースタイル76kg級で金メダルを獲得。
日本人女子最重量級初の金メダルという偉業を達成した。
https://www.instagram.com/yuuuuuuuuka_0914/
https://twitter.com/yuukagami0914