2024.4.26
INTERVIEW Vol.31(後編)
世界シリーズでアジアのトップに輝き、
注目が集まるプロサーファー・都築虹帆さんへのインタビュー。
後半では、自他ともにミニマリストと認める彼女をして
手放せないと言わしめるCotopaxi®(コトパクシ)のバックパックや
Hydro Flask®(ハイドロフラスク)のボトルについて紹介してもらいます。
(前編はこちら)
「去年一年の間で実家にいられた時間を計算してみたら、
たった60日程度でした」。
年間300日以上を海外で、それも世界各地へ赴く都築さんですが、
どうしても手放せない相棒のようなアイテムがあります。
「遠征での大荷物はボードケースですから、
ほかの荷物は極力コンパクトにしたいんです。
割と短期間の遠征は、このCotopaxiのALLPA 50L 1つでこなせちゃいます。
フィリピン、台湾、韓国と3カ国を巡るツアーもこのダッフルバッグだけで回りました。
チームメンバーは『荷物、これだけ?』って驚いてましたが(笑)」
環境を配慮したサステナブルなブランドとして注目されているCotopaxi®︎のダッフルバッグは、
遠征に不可欠なベストサイズのバッグとのことですが、
その機能性、デザイン面にも太鼓判を押します。
「シンプルなデザインで丈夫。
汚れが目立ちづらいし、撥水性もあります。
そして、ダッフルバックでありながら、バックパックとして背負える。
なにより、ジップをぐるっと回し引けば、
大きく開口する構造は、荷物が取り出しやすくて助かります。
サーファーにとって心強い相棒です!」
「幼い頃から遊び場といえば、海に限らず自然のなかでした。
遠征先で時間が空けば、チームメンバーと一緒に山登りに出たり、
滝を眺めたりしてリラックスしています。
心癒される場所が汚かったらイヤじゃないですか。
ゴミが散らばっているのも臭いも嫌ですよね。
だから手が届く範囲で環境保護に取り組んでいます」
忙しいなか時間を作ってはビーチクリーンに参加し、
獲得賞金の一部を環境保護団体へ寄付し続けています。
「寄付するパーセンテージを決めています。
サーフィンが上手くなって、賞金が増えれば、
寄付できる金額が増えるわけです。
このことはトレーニングのモチベーションアップに大きく影響しています」。
こう話す都築さんですから、
プラスチックゴミの削減につながるマイボトルを愛用しているのは必然。
公共緑地の保護活動を支援する点でも通じるHydro Flask®を4つ所有し、
シチュエーションで使い分けているそうです。
「宿泊先から大会会場まで距離がある時は軽量なスリムボトル、
ビーチが近かったり、暑い国ではたっぷりサイズを使っています。
そうそう、最近手にしたハンドルとストローが付いているニューモデルは、
遠征先での車移動時にスムージーを入れて飲もうと思っています」
都築さんのHydro Flaskコレクションのなかでも一際目立つ
日の丸ステッカー付きの32ozモデルは、
高校1年生で出場した世界ジュニア選手権大会の参加賞だったもの。
必要なものを大切に使い続ける“都築イズム”を物語る一本なのです。
都築虹帆
2003年、愛知県生まれ。小学6年生で初出場した試合で初優勝。
常滑市から田原市へ拠点を移した2018年に
日本プロサーフィン連盟(以下JPSA)プロ合格。
翌年、JPSAプロツアーランキング2位、ルーキーオブザイヤーを獲得する。
2020年よりWorld Surf League(以下WSL)QSでの挑戦をスタート。
2022年にはWSLの「QS 5000 Taiwan Open of Surfing」、
「White Buffalo Omaezaki Pro Junior」で優勝を飾る。
2022/2023シーズン、Asia QSランキング1位。