2025.1.24

MAGAZINE Vol.40(前編)

下北沢の人とCotopaxi TOKYO

再開発によって新たな魅力を放つ街、下北沢。
特に小田急線の地下化によって誕生した下北線路街と呼ばれるエリアは、
多彩な商業施設が並び、多くの人々を惹きつけています。
その中でひときわ注目を集めるのが〈reload(リロード)〉。
2021年6月にオープンしたこの施設は、『店主の顔が見える個店街』をコンセプトに
個性豊かなテナントが路地のように立ち並ぶ空間を演出しています。
そんなreloadの一角にあるのが〈Cotopaxi TOKYO〉。
2025年に2周年を迎える日本一号店を取り巻く下北沢の空気をお伝えします。

下北沢の新コミュニティにできたCotopaxi日本一号店

約40㎡の店内には充実するCotopaxi(コトパクシ)のアイテムに加え、
環境に優しいタオルブランドNOMADIXとのコラボモデルや
ボトルブランド、ハイドロフラスクも。
ひとつひとつ配色が異なるCotopaxiの代名詞Del Diaシリーズを
実際に手に取って自分好みを選ぶことができるのも楽しさ。

DATA
東京都世⽥⾕区北沢3-19-20 reload 1-8区画
営業時間
11:00 - 20:00
※変更の可能性がございます
定休日なし
TEL:080-4000-6041

SNAP!!!
コトパクシファンになってくれた下北沢の人たち

reloadを行き交う人々、そしてこの施設で活躍するスタッフの皆さんは、
それぞれが自分らしいスタイルを持ちながらも、どこか共通するセンスが感じられます。
立場は違えども、互いの価値観を楽しみながら共有しているのが、この場所の魅力です。

そんな皆さんが愛用するCotopaxiのアイテムは、
機能的でありながら、日々の暮らしにちょっとした遊び心を加えてくれる存在。
日常の中でさりげなく使いこなす姿は、思わず真似したくなるほどです。

1
MASUNAGA1905 下北沢店
店長
荒川大地さん

「Allpa X 3L Hip Pack」

福井県で1905年に創業された日本が誇る
増永眼鏡の直営店〈MASUNAGA1905〉。
職人技と洗練されたデザインで、多くのファンを魅了しています。
その下北沢店で店長を務める荒川さんは、ギタリストとしての一面も持ち、
独自のセンスを仕事にも趣味にも活かしています。

そんな荒川さんが愛用しているのは、
Cotopaxiのショルダーバッグ着用
Allpa X 3L Hip Packでした。

「ギターを背負って移動することが多いので、
前掛けできるショルダーバッグは若いころから愛用しています。
reloadでのつながりをきっかけに知ったCotopaxiは、
サイズのちょうど良さに加え、
キーリングなどの機能的な使いやすさに惚れ込んでいます。
文字通り『肌身離さず』使い込む性分なので、このバッグは同じモデルで2つめ。
1つめはカラフルなモデルでしたが、
自分への誕生日プレゼントとして購入したこのバッグはあえてシックなカラーを選びました。
今の自分、ライフスタイルに寄り添ってくれる相棒です」。

2
堀江正人さん&和代さん
reload常連客

「Trozo 8L Shoulder Bag - Cada Día」

世田谷区に住む堀江正人さんと和代さんご夫婦は
家族同然の存在であるゴールデン・レトリバーのトト君との
お散歩コースとして、reloadを訪れるのが日課になっています。

「オープン当初に初めてここへ来たとき、
スタッフさんたちがトトをすごく可愛がってくれまして。
すっかりトトもここが大好きになったんです」と和代さんが微笑みます。

CotopaxiのショルダーバッグTrozo 8L Shoulder Bag - Cada Díaは、
日々のお散歩の必須アイテム。
「トトのおやつやお水のボトル、ビニール袋などお散歩に欠かせない
ちょっとした小物がすっきり収まります」と正人さん。
軽くて丈夫、そしてウォーキングの妨げにならないシルエットに
「本当に頼れるお散歩バッグ」と太鼓判を押す和代さんが
首に巻いていたマフラーもCotopaxi。
「このマフラー(Teca Fleece Scarf)、ポケットが付いているでしょ。
家の鍵をスッと出し入れできて便利なんです」
Cotopaxiとともにお散歩するお二人とトト君の笑顔は、
もはやreloadの風景の一部となっています。

3
ビームス プラネッツ リミテッドストア 下北沢
ショップマネージャー
藤尾 洸喜 ひろき さん

「Bataan Fanny Pack - Del Día」

世界各国のプロダクトを集め、オリジナリティ溢れる商品の魅力を
ストーリーと共に大切に届ける
〈ビームス プラネッツ リミテッドストア 下北沢〉。
藤尾さんは類稀な感性と親しみやすい接客で、多くの顧客を引きつけています。

実は藤尾さん、Cotopaxiとの出会いは日本ではなくニューヨーク。
「バイヤー時代、日本上陸の前にニューヨークで見かけて一目惚れしました。
デザイン性だけでなく、他社工場で廃棄されたデットストックの残布を
使用していることに感動して」と語ります。
Cotopaxi愛が募った藤尾さんは、自らビームスでの販路を開拓するまでに。
「好きすぎて、後輩や友達へのプレゼントに選ぶことも多いんです」。
バッグを贈られた人たちもそのデザインや使いやすさに驚き、
Cotopaxiのファンになるのだとか。
「今日使っているのはBataan Fanny Pack - Del Día
これからもCotopaxiと一緒に過ごす日々が続きそう(笑)」。

Cotopaxi TOKYOはreloadを拠点に下北沢という街で、
その存在感を発揮しています。
鮮やかなカラーと環境に配慮したブランド哲学が、
街が持つ自由でクリエイティブな空気と見事に調和し、
訪れる人々の心を引きつけているようです。

ファッション、ライフスタイル、そして街のコミュニティ……。
それぞれが交差するこの場所で、Cotopaxiは“ブランドショップ”を超え、
“街の新たな価値を発信するハブ”としてエリアに溶け込んでいくことでしょう。

(後編に続く)

  • Photo:Ricky Yamada
  • Text:Hiroshi Morohashi(LEMON SOUR,Inc.)
  • Edit:Toshiki Ebe(ebeWork)

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