2025.06.27

MAGAZINE Vol.45(前編)

Hello! Cotopaxiと福岡・天神の人々

九州随一の繁華街としてにぎわう福岡・天神。
大規模な再開発が進み、様々な商業施設や高層ビルが建ち並ぶこの街で、
今注目を集めているのが、〈ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)〉。
2025年4月に地上19階・地下4階の大型複合ビルがグランドオープンし、
天神の新たなランドマークとして多くの人々を惹きつけています。
そして国内外で話題のグローバルブランドや大型書店、カフェなど、
名だたるショップが集結する4階の中心部に、
九州圏内唯一の直営店〈Cotopaxi TENJIN〉が誕生しました。
「はじめまして」「待ってました!」と笑顔が飛び交う福岡店の様子と、
そこで出会った人たちのライフスタイルや、お気に入りのアイテムを紹介します。




待望の九州初上陸店舗、Cotopaxi TENJIN

メインエスカレーターを上がり、真っ先に目に飛び込んでくるのは、
ブランドのアイコン的存在・Del Díaのコレクション。
高品質な残布を再利用し、職人の手で1点1点仕上げられるこのシリーズは、
同じ配色がひとつとしてない、まさに“一点もの”です。
オンラインショップでは、届いてからのお楽しみだった配色も、
リアルショップなら自分好みを手に取って選べるので
福岡でのオープンを心待ちにしていたお客さまも多いとか。

人気のバックパックから直営店限定のポーチ、アパレルまで、
豊富なラインナップが揃い、一角には廃材展示コーナーも。
バックパックのパーツとなる色鮮やかな生地を一つひとつ展示し、
Cotopaxiのサステナブルなモノづくりを伝えています。

DATA
福岡県福岡市中央区天神1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG.4F
営業時間
11:00 - 20:00(土日祝10:00 - 20:00)
定休日なし
TEL:070-3246-5529


SNAP!!!
Cotopaxiのアイテムを楽しむ、福岡の人たち

天神の街を行き交う人々は、
それぞれが独自の感性や考えを持ちながらも、
新しいモノやおもしろいコトにとても敏感。
仕事も趣味も自分らしいスタイルを大切にしながら、
いきいき、のびのび、アクティブに暮らしている姿が印象的です。

そんな皆さんが手に取ったCotopaxiのアイテムは、
実用性はもちろん、手に取るだけで気持ちが上がるものばかり。
普段使いからアウトドアまで、日々の暮らしに寄り添いながら、
ちょっとした個性も演出してくれる、お気に入りの一品になっているようです。


1
UNICO ユニコ 主宰
谷村 絵理さん

「Halcon Chalk Bucket - Del Día」

エコストーンを使用したお香立てとパロサントホルダーの
プロダクトブランドUNICOを主宰する谷村さん。
「暮らしの延長にあるモノやカルチャーが好き」と語り、
使う素材やモノづくりのバックストーリーに目を向けながら、
気分を高める“色”を取り入れたプロダクトを手がけています。

そんな谷村さんがCotopaxi TENJINで注目したのは、
余剰生地や残材を再利用して作られるDel Díaシリーズです。
「私自身、生産過程で人間や地球環境に負荷を与えていないか、
常々考えていて。Cotopaxiはサステナブルなモノづくりが素敵。
お買いものがドネーションにつながる仕組みもあって、
作り手や使い手、地球のことも考えた、ハッピーな取り組みに共感します。
そして、豊富なカラーバリエーションから“選ぶ楽しさ”も体感できて
今の気分や本当に欲しいものを発見できるからおもしろい!」。

最近のお気に入りは、淡いブルーのArenal 32L Backpack
32リットルの容量は、国内外への旅行はもちろん、
ポップアップイベントの移動用バッグとしても大活躍。
「ちょっとくすんだ絶妙な色みに惹かれました。
収納ポケットが多くて便利だし、体形に合わせて背面の位置を調節できるので、
家族とシェアしやすいんです」と機能性にも惚れ込んだ様子でした。


2
COFFEE & CAKE STAND LULU
オーナー・バリスタ
村中 亮祐さん

山登りが趣味で、休日はフットワーク軽く
仲間と一緒に九州各地の山へと出かける村中さん。
自然、コーヒー、音楽を愛し、
アウトドアグッズを多数所有する村中さんが選んだのは、
カーキのボディにイエローの差し色が映えるAllpa 30L Gear Hauler Tote
です。

「知り合いのハイカーたちがこぞってCotopaxiを話題にあげていて、
『ついに福岡にお店ができたんだ!』と気になっていました」と村中さん。

このトートバッグを選んだ理由を尋ねると、
色みだけでなく、サイズ感と実用性も決め手だったそうです。
「山登りでは、バックパックに入れる荷物とは別に、
街用の靴や着替え、予備のギアなど、控えの荷物が結構あるんです。
そんな時にバサッとラフに詰め込めるサブバッグが欲しくて」。

チャック式ではなく、オープンタイプなのもお気に入り。
十分なマチと深さ、自立する厚手の生地、大きな開口部は、
かさばりやすいコーヒーグッズも楽々と収納できます。
「メッシュポケットも活用して、カセットコンロからドリッパー類まで、
ガシガシ詰め込めますね。防水素材だからお手入れも楽ちん」。
そう語りながら、ピクニックバッグとしての活用法を見せてくれました。

「安心して長く使えて、それでいてカジュアル。
僕の“好き”をたっぷり詰め込める愛用バッグです」。




天神の街に新たな彩りと添え、
手に取る楽しさを届けるCotopaxi TENJIN。
谷村さんや村中さんのように、
それぞれの暮らしにCotopaxiのアイテムが溶け込み、
ライフスタイルをより充実させる存在になっているようです。

Cotopaxiを通じた出会いは、他にもたくさん。
後編では、日々を活動的に過ごす人や趣味を謳歌する人たちの
アクティブな暮らしの様子をお届けします。

(後編に続く)

  • Photo:Ittoku Kawasaki
  • Text:Maiko Shimokawa
  • Edit:Masafumi Tada(RÉDACTION)、Toshiki Ebe(ebeWork)

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